伊藤明子　（所属弁護士会：兵庫県弁護士会）

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　私は、一般民事事件のほか、大阪アスベスト弁護団の一員として、アスベスト被害の救済と根絶に向けた活動に取り組んでいます。２０１４年１０月には、大阪・泉南アスベスト国賠訴訟において、アスベスト被害について初めて国の責任を認める最高裁判決を勝ち取りました。現在は、全国６地域の原告団・弁護団と共に建設アスベスト訴訟に注力しています。
　企業に対する損害賠償請求（交渉・訴訟）にも専門的に取り組んでおり、これまで港湾・倉庫会社、造船所、金属工場、鉄鋼所、建設労働者（電気工）、運送会社等の従業員の方のアスベスト被害事件を担当し、着実に成果を上げています。
　複雑困難な事件でも比較的簡明な事件でも、依頼者のお話をじっくりお聞きし、事実関係と問題点を整理し、法律的なことを分かりやすく説明するという点は同じです。法律相談では、依頼者が求めている「解決」とは何なのかを探り、そこへ辿り着くまでの道筋と予想される障害を示し、これを克服する手立てを検討・実行するお手伝いをします。
　弁護士という職業の魅力の理由の１つは、様々な方にお会いし、いろいろな人生の一部に触れられることです。良質な法的サービスを提供しつつ、依頼者１人１人の方とよい出会いができればと願っています。