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アスベスト被害

 アスベスト被害は、史上最悪の社会的災害と言われており、誰が被害にあってもおかしくありません。どこで吸ったか、いつ吸ったかもはっきりわからないまま、数十年以上も経ってから発症することも珍しくありません。アスベストによる病気【労災保険による補償対象は、中皮腫・肺がん・石綿肺(じん肺の一種)・びまん性胸膜肥厚・良性石綿胸水】と診断された方・遺族の方の多くは、闘病生活だけでも大変なのに、なぜこんな苦しい病気にかかったのか、どうしてアスベストの危険性をもっと早くに教えてくれなかったのかと、理不尽な思いを抱えておられます。
 当事務所では、そのような被害者・遺族の立場・心情に寄り添いながら、丁寧にご相談にあたります。
 とりわけ兵庫県は、石綿工場に関わる被害だけでなく、港湾、造船所、鉄鋼所やその関連企業におけるアスベスト被害が多い地域です。また、全国的にアスベスト被害が最も多いのは建築作業従事者の方々です。アスベストによる病気は診断が難しく、石綿肺なのに間質性肺炎と診断されたり、アスベストによる肺がんかどうか吟味されることなくタバコが原因と片付けられてしまったりしたために、補償・救済を受けられていない方も多数おられます。
 過去にアスベストを取り扱う作業に従事し、アスベストによる病気と診断された方あるいは咳や痰、息切れなどの症状がひどく心配な方は、どなたでもお気軽にご相談下さい。全国の最新情報をもとに、丁寧かつ的確にお応えします。

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